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Ocean Hunter III - スノーケリングポイント - ジェリーフィッシュレイク


位置:    Mecherchar島内部。

コロールからの距離:    コロールから南へ約28km。スピードボートで30~40分。

透視度:    2~6m。

ダイビング難易度:    スノーケリングのみ。無害なクラゲだが、クラゲにアレルギーのある場合はウエットスーツを着用した方がよい。

ダイビング深度:    0~9m。

潮流:
    なし。

ダイビング概要:    パラオ諸島には、無数にあるロックアイランドの中に“マリンレイク”と呼ばれる、池のように周りを石灰岩で囲まれた海が約70個ある。ジェリーフィッシュレイクはそのうちの1つである。ほとんどのマリンレイクと同様、山をひとつ乗り越えなければたどりつけない。ガイドロープが整備されており、これに沿ってジャングルを楽しみながら歩いていけるようになっている。道のりは約400mと短いが、勾配はかなり険しい。道沿いには、パラオの植物や動物についての詳しい説明の看板も用意されている。静かに歩けばトカゲ、毒を持たない小さなヘビ、様々な野鳥、コウモリ、運がよければ大トカゲなどが見られる。山を下ると最後に木製の桟橋に着く(濡れているとすべりやすいので注意)。この位置はマリンレイクの北西にあたり、南端まで見渡せる。このマリンレイクに一番多いタコクラゲ(Mastigias sp.)は、通常この桟橋から湖の中心に向かって泳いでいくとたくさん見られる。ここではスクーバダイビングが禁止されている。理由の1つは、ダイバーの吐く泡により、クラゲが水面に持ち上げられてしまったり、傷ついたり引き裂かれたりするためである。

地形:    最も深い場所で水深30mであるが、生物が存在するのは水深15mまでである。これより深いと酸素が希薄になり、かわって硫化水素ガス濃度 が高くなり、酸素を必要とする生物は生きられないためだ。この理由からもスクーバダイビングは禁止されている。

見られる生物:    ジェリーフィッシュレイクで一番多く見られるタコクラゲ (Mastigias sp.)は、水面に映るマングローブの木の影の端に沿って列を作るように固まっていることがある。ジェリーフィッシュレイクのクラゲが陰から逃れて移動するこの性質は、閉鎖されたマリンレイク内でなくパラオの入り江などで見られる、祖先である外洋性のタコクラゲ(Mastigias papua)と同じである。ジェリーフィッシュレイクのタコクラゲは毎日1km以上も移動している。夜は西側にいるが、朝になると朝日を求めて最も遠い東側に移動し、そこから光を追いながら夕方までに西側に移動する。タコクラゲの褐色は、内部に持つ“共生藻”の色であり、これが光合成を行ってできた養分でクラゲは生活している。ジェリーフィッシュレイクには他にも様々な生物がいる。もう1種類のクラゲはムーンジェリーフィッシュ(Aurelia sp.)である。これは、日中はほとんど水中の深い場所にいる性質で、数はそんなに多く見られない。また、マリンレイクの端は透明度がよく、クラゲ以外にも、海では見られないカラフルなカイメン、貝、イソギンチャク、マングローブの気根、珍しい海藻などが見られる。変わったハゼやホソスジマンジュウイシモチなどの魚もたくさん目に付く。


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ダイビング:    上述のように、スクーバダイビングは禁止されている。理由はクラゲを傷つけないためと、水底の硫化水素を巻き上げないためなどである。

おもしろい実話:   
[ジェリーフィッシュレイクについてよくある質問]
Q: パラオには他にもクラゲの住むマリンレイクは存在するのか。
A: 他にも少なくとも8つのクラゲの住むマリンレイクが確認されているが、唯一ジャングルを歩くための道も整備されており、コロールから近く、クラゲの数も多いのは、このジェリーフィッシュレイクだけである。パラオ以外ではインドネシアのカカバンに、同様にタコクラゲの生息するジェリーフィッシュレイクがある。

Q: クラゲはどうやって繁殖するのか。
A: クラゲは“medusa”という一般的なクラゲの形態と、“polyp”という数mmのイソギンチャクのような2つのステージを持っている。“medusa”は“polyp”を産み、“polyp”は後に“medusa”となる。

Q: クラゲの成長はどのくらいの早さなのか。
A: タコクラゲの傘の直径は平均で1週間に1cm位大きくなる。約2~3ヶ月でメドウーサは生殖能力を持つようになり、直径は約7cm程度になる。photo by Peter Lange

Q: タコクラゲの寿命はどのくらいなのか。
A: 一概には言えないが、約6ヶ月から1年と言われている。

Q: なぜジェリーフィッシュレイクは水深15mより深くなると酸素が希薄になり、硫化水素が多くなるのか。底では生物は生きられないのか。
A:何千年も昔、有機物の死骸を分解するバクテリアが、ジェリーフィッシュレイク内の酸素を全部消費してしまい、硫化水素が発生した。ほとんどのマリンレイクでは、水面から再び酸素がもたらされ、風が水面を吹くことなどによって、硫化水素は水底に集められた。しかし、ジェリーフィッシュレイクは周りを高い山で囲まれているため、水面を吹く風の力が弱く、また、潮の干満も制限されているため、水深の深い部分では硫化水素の浄化に限りがある。よって水深15mより深いところでは硫化水素が多く溜まっており、酸素がなくても生きられるバクテリアのみが生息している。

Q: なぜ硫化水素は人体に有毒なのか。
A: 人体の組織は酸素を必要とする。しかし硫化水素は酸素が組織に運ばれるのを阻害する機能を持つ。酸素と同じく硫化水素は気体で、水に溶ける。しかし酸素と異なり硫化水素は肌を通過し、直接血液に溶け込んでしまう。血液に入ると硫化水素はヘモグロビン(酸素と結合して体内を移動し、組織に酸素を送るための血液中の分子)と結合してしまい、血液の組織への酸素供給を阻害し、死に至らす。

[クラゲを観察する際の注意]
クラゲは重量の96%が水分でできた、とても繊細な生物である。骨などの硬い組織は一切なく、水がクラゲにとって骨であり、クラゲが丈夫に成長するのを助けている。この水で構成されている生物は極めて傷つきやすい。決してこの生物を水から出したりしないこと。水が組織から流れ出て壊れてしまう。
また、フィンが当たるだけでクラゲは裂けて死んでしまう。本人は足元が見えずクラゲを引き裂いているのに気付かないが、後を付いて行くとそれがわかる。立ち泳ぎだけでもクラゲはつぶれてしまう。クラゲがいる場所に泳ぎ着いたら、立ち泳ぎも厳禁だ。水面に浮かび、フィンを動かさずにクラゲを観察すること。クラゲがいる場所での移動は極めて静かに行うようにする。

Written by Dr. Laura Martin and Mike Dawson

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